理想の注文住宅を建てるには、建築士との話し合いもポイント!

希望を話して、条件にあった提案をしてもらいましょう。

賃貸の部屋なら、とにかく職場に近くて便利な場所が優先されますが、いざ注文住宅を建てるとなれば、どんな場所に住むかが重要なポイントになります。

理想の住まいは理想の土地選びから始まるのです。
これまで職場近くの都心に暮らしていた方も、注文住宅を建てる際には通勤に少し時間がかかっても、海が見える場所がいいとか、自然がある場所がいい、子育てしやすい場所がいいなどのコダワリが出てきます。
賃貸と違い、一度購入すれば転居はなかなか難しいわけですから、妥協せずに探したいものですね。

たとえば、サーフィンなどマリンスポーツ大好きな家族は片瀬海岸や江ノ島近辺の土地を狙います。
都心にもアクセスしやすく、海は目の前の好立地ですね。
建て方としては、まるで海が自宅の庭のようにしてもらうのです。
部屋の窓や浴室からも海が眺められ、ベランダに立てば潮風を感じることができます。
建て方の知識として、サーフボードなどを収納できるスペースを作ってもらい、目の前の海から戻って直ぐ自分たちの足の汚れや、サーフボードを洗えるスペースも設置します。

こうした自分たち仕様の設備を作れるのが注文住宅の魅力です。
設計を依頼するにあたっては、理想の間取りのほか、家族構成や趣味、どんな暮らしがしたいかなど、とにかくたくさん話すことが大切です。
素人では思いつかない建て方の工夫や知識を建築士が提案してくれるからです。

一方で子供の学校や職場へのアクセスを優先したり、予算の制約のもとで土地を探した結果、民家が密集した地域や商店街の一角の小さな土地、線路の目の前の土地しか手に入らなかったという方もいるでしょう。
しかし、理想を叶えてくれる建築士の手にかかれば、不利な土地でも想像を超える素敵なマイホームを実現してくれることもあります。
建て方はまさに工夫次第であり、それを叶えてくれる建築士との出会いが大切になります。

民家が密集して隣の目線が気になるというのであれば、敢えて外側には庭を設けず、中庭を作ってそれを取り囲むような配置にすることが考えられます。
小さな土地でも3階建てにしたり、地下室を設けたり、吹き抜けを設けることで見た目にも広く明るい建て方ができます。
線路の目の前なら線路側は、最低限の光を入れる小さな防音窓を高い位置に設けるだけにして、代わりに反対側に大きな窓やベランダを作ることで、列車の音も気にならず、明るく快適な室内空間が保てます。

土地探しや注文住宅の依頼をするまでに、こうした設計の工夫や知識をたくさん集めておきましょう。
そのうえで、設計を依頼するにあたっては、その建築士の過去の建築事例をチェックして、どんな工夫ができる人なのかを吟味したいですね。