無理のない資金契約で注文住宅を

家はりっぱだけど中は火の車じゃ困る!!

家族の想いや希望が反映された理想の注文住宅を建てることができれば、それは幸せなことでしょう。
もっとも、その理想の注文住宅の建て方として、予算内に納めることと、綿密な資金計画が必要なことは言うまでもありません。
お金が無尽蔵にあるならば、いくらでもわがままを言うことができます。
でも、実際には資金的な制約がありますよね。
少しくらい大丈夫と背伸びして無理な資金計画を立ててしまうと、せっかくの理想の家での暮らしが幸せなものではなく、辛くて苦しいものになりかねません。
毎月の住宅ローンの返済が苦しくて、光熱費や食費を節約したり、新居に似合う家具も買えず、家電製品も買い替えられない、ついには住宅ローンが払い切れなくなり手離すなんてことになったら本末転倒です。

注文住宅の建て方の知識として、住宅建築に必要となる資金について考えておきましょう。
まず、注文住宅を建てるには建築士の設計に払う費用や工事費のほか、不動産取得税や保存登記の登録免許税、司法書士に登記を依頼する手数料などの諸費用や、引越し費用、毎年の固定資産税や都市計画税がかかります。
引越し費用として5万円から10万円、旧住居の家具など不用品を処分する費用や、家具や家電製品などを新調する費用もかかります。
固定資産税や都市計画税は一時的なものではなく、住み続ける限り、毎年かかるものですから、このコストも考慮しておかなければなりません。

建築費を10とすれば、諸費用は最低でもその1割は必要になることを知識として頭に入れておきましょう。
仮に3000万円の建築費なら、諸費用は300万円ということです。
通常、住宅ローンが借りられるのは建築費の8割が限度です。
つまり、建築費の2割プラス諸費用1割で900万円ほどの自己資金を用意しておきたいわけです。

夫婦2人の貯金を合わせれば、どうにかなると思うのは早合点の知識です。
貯金を全て住宅資金に注ぎ込んでしまえば、いざ、病気で入院した時や、子供が生まれた時などどうやって生活していきますか。
つまり、注文住宅を建てる上では、生活の本拠となる住宅だけでなく、そこでの暮らしを考える必要があります。
その暮らしというのは、将来に渡っての続く暮らしのことです。

最低でも住宅ローンの返済期間に必要になる子供の教育費やマイカーの買い替え費用、家族旅行の資金など、あらゆるライフイベントとそれに必要な費用を見積もったうえで、無理のないローンを組む必要があります。
逆に言うなら、ここから逆算して求められたのが理想の注文住宅の金額になります。
その範囲内で理想の家が建つよう、建て方を工夫してもらえる建築士を見つけましょう。